私の持病について書こうと思います。
20代半ばより身体の関節部分が赤くなってきて痒いので掻いてしまいかさぶたができ、すぐに治るだろと思っていたが一向に治りませんでした。しかし、ほんの5㎜くらいでしたので、はじめは特に気にしていませんでした。しかし徐々に患部が広がってきてめんどくさいけど病院に行くかと思い腰を上げ行くことに。
初めに行った近くの病院での診断は病名「湿疹」
薬を塗るが全く効かず、この病院は合わないなと思い別の病院に行ってみることにしました。
2軒目の病院での診断は病名「尋常性乾癬」
原因不明で完治は難しい旨の説明されました。
この時から私と乾癬の戦いが始まりました。
乾癬で悩んでいる!乾癬と診断されてしまった!どうしたらいいんだ。。。と悩まれている方に私の経験してきた治療等を知っていただき何か参考にしていただければと思い少しずつですが書いていきたいと思います。
乾癬とは
乾癬とは、皮膚が赤くなって盛り上がり、表面に雲母ものような白い垢が厚く付着し、その一部がポロポロとはがれ落ちる病気です。
「かんせん」と言葉だけ聞くと他人にうつる感染症のようにとらえられがちですが決して他人にうつる病気ではありません。
尋常性とは「普通の、ありふれた」という意味です。つまり普通の乾癬という意味で、乾癬のなかでは一番多い病気です。
欧米人では3%の人が乾癬にかかっているということですが日本では0.1%前後で、10万人以上の患者さんがいると推定されています。また、現在も増加傾向にあるようです。
男女比は2対1で男性に多く、主に30~40代に発病します。女性では、10代と50代の発病が多いともいわれています。
現在の西洋医学では完治不可のようで患者の多くは長くこの乾癬と付き合いながら生活することを余儀なくされております。
正直状態がかなり悪化すると精神面、生活面でかなりきついです。
・・・いや、、、本当にきついです。。。
現在の治療法
現在日本で乾癬の治療法としては大きく以下の4つに分けられます。
- 外用薬
- 内服薬
- 光線療法
- 生物学的製剤
私は①~③までは実際に経験しており現在は①外用薬+②内服薬で治療を行っております。
④生物学的製剤に関しては治療費が特に高額(制度を使えばかなり抑えられる。)なのと副作用が怖いので最後の最終手段だと封印してます。
治療内容に関してはまた別記事でまとめて書きたいと思います。
最後に
乾癬は、最近では芸能人の方も数名公表され、メディアでもとりあげられましたが、世間一般では中々知らない病気です。
診察に行って初めて「乾癬」ですと知らない病名を告げられ、完治は難しいですと告げられ、ダブルでショックを受ける方が多いと思います。私自身良くならない時は、外に出なくなったり、夜な夜な泣いたり、イライラして人にあたることもありました。乾癬にならなければこんなつらい日々を過ごさずにすんだのに等色々思うことはあります。
しかし、将来に希望がないとは思っておりません。免疫系の疾患のようですので、一般的に歳をとると免疫力が衰え、状態が少し改善する等と言われております。
症状をコントロールできる状態までは大変ですが、不可能ではないですし、完治は難しくとも生活を見直し適切な治療を行えば、症状を大幅に改善できることを経験上知っております。
同じ乾癬の方!あきらめず頑張っていきましょう!
コメント